新緑の香り
春のやさしい風
遠方に望む富士山・・・ハイキングには最高の季節です!
「華ごころ」の近くにもハイキングコースがあり、眺望も良く、いい汗かいたと好評です!
さて昔々、箱根に象がやって来たことはご存知ですか?
あの徳川8代将軍吉宗は、珍しい鳥獣が大好きでした。そこで中国の商人鄭大成はベトナム生れの象を献上しようと思いついた事から始まります。
亨保13年(1728)オス・メス2頭の象が長崎に着きました。メスは間もなく死んでしまい、7歳のオスだけが、翌年長崎から陸路江戸へ運ばれる事になりました。象は背の高さが2m!、頭から尾まで3m!当時の東海道沿いの人々はさぞ驚いたことでしょう。
そして遠路箱根まで来ました。
三島から険しい山を登り箱根峠を越え、ゼーゼーはあはあ、ぱおぱお言いながら
箱根宿に来たところで、長旅の疲れかついに倒れてしまったそうです。附添ってきた長崎代官所の役人たちも「これは一大事じゃ!」とばかりに慌てふためき、
箱根神社で護摩を焚いてもらい病気平癒を必死に祈りました。
さらに象の好きな竹の子やまんじゅうをたくさん取り寄せ、懸命に元気づけました。
その甲斐あってか、まんじゅうのおかげか?象は3日間で元気になり、無事江戸へ着き、将軍はじめ、庶民達まで大喜びしましたそうな・・・めでたしめでたし
皆さんも象さんに負けずに歩いてみては如何ですか?まんじゅうの代わりに懐石料理と温泉でおもてなしさせていただきます!!
江戸はまだかなあ・・・